今朝 朝ズバッ を見ていたら、国章の話題になったので
もう少し深く広く情報を拾い集めた見ました。
そもそも国章とは?
国家を象徴する紋章や徽章のことだそうです。
一般に国旗よりもデザインが複雑なため、その国の風土、歴史、文化などが象徴的に表現され、その国を理解する上で国旗よりも多くの情報を読み取ることができる。 ということだそうです。
十六八重表菊 |
慣例的に皇室の家紋であり、天皇の紋章である
十六八重表菊が国章に準じた扱いを受けている。
五七桐花紋 |
又、首相、政府(内閣)、皇室の慣例的な紋章である
五七桐花紋も国章に準じた扱いを受けている。
日本の旅券表紙 |
た日本の旅券の表紙にも菊花紋がありますが、
これは八重菊ではなく一重菊で、皇室に配慮したのでしょうか?
十六弁一重菊花紋
敢えて「菊花」としたのは、
花以外のある菊の葉・菊の枝丸・菊水等と区分した表現です。
なお 見開きのページには五七桐花紋が あります。
首相の記者会見演台(青色) |
首相記者会見演台(エンジ色) |
も五七桐花紋
青色とエンジ色があり使い分けています
今日の朝ズバで知り、ネットで探し当てました。
明治神宮では南神門両脇門の扉だけだそうです。
でもこちらは五三桐です。
一般的に五三桐は五七桐より格下ということで、皇室に配慮。
美しい菊紋は随所に見かけます。
五七桐について の総括
そもそも桐は鳳凰の止る木として神霊視されて、
一説には嵯峨天皇の頃から衣類の刺繍などに用いられるなど
「桐の御紋」は格式のある紋とされました。
また中世以降は武家が望んだ家紋とされ、
足利尊氏や豊臣秀吉なども天皇から下賜されています。
このため五七桐は「政権担当者の紋章」という認識が定着することになりました。
但し征夷大将軍に任命された徳川家康だけはこれを断り使用しなかった。
1872年には当時の明治政府が大礼服を定め勅任官は上着に「五七桐」
を用いることとされました。
日本国政府(首相・内閣)の慣例的な紋章で日本の国章に準じた扱いを受けています。
旭日章の意匠に取りいれられたり、日本の天皇と皇室を表す紋章である「十六八重菊」に準じるものとしてビザやパスポートなどの書類の装飾に使われたり、官邸の備品や総理の演台に取り付けられているプレートに使われています。
家紋は知っていました。
返信削除寺紋・神社紋・国紋があるのですね~知りませんでした。
京都醍醐寺の紋が桐でした。
秀吉ゆかりだからだったのですね。
でもちょっと変わった桐紋ですよ。
あさみさん 訪問ありがとう!
返信削除私の調べた範囲では、真言宗は約18宗派もあるようです。
その中で、桐を寺紋にしているのは、醍醐派の醍醐寺と高野山金剛峰寺の二派だけでした。
醍醐寺は秀吉ゆかりの寺。秀吉は正親町天皇から下賜されたため。
高野山金剛峰寺は嵯峨天皇の勅許で創建された為桐紋を使用しているようです。