植物ガイドさんの説明で
山頂のナツハゼ |
「この木はナツハゼです。信州方言でキンタマハジキというそうです。」
でもこの写真では実感がわかないかもしれませんので、
もう少し鮮明な写真を添付します。
どうです!すこしは方言の意味が実感できるでしょうか?
実が熟すとこのように黒くなります |
花は釣鐘状でブルーベリーに似ています |
ナツハゼはツツジ科スノキ属、
5月頃、下向きにたくさんの釣鐘状の花を咲かせる。
果実は秋に黒く熟し、光沢がある。酸味があるが、よく熟したものはおいしい。
鮮明な写真で形状がよく理解できたので、もう少し方言研究してみましょう。
いろいろ楽しい方言がありましたが、簡単な分類を試みました。
分類①キンタマハジキの類
ウシノキンタマ(岐阜)
ウシノダンベイ(新潟)
キンタマハジキ(長野、愛知)、
コマノハジキ、コマノマラ、コンマラ、コンマラハジキ(長野)
テテマラ(福井)
分類②季節を連想させる類
アキグルマ(山形、新潟)
アキゴロモ(別名)
分類③実の色の類
アカノキ(山形)
分類④釣鐘状の形状から
アタマハゲ(福井、京都、和歌山、岡山)
アンドン(愛知)
ハゲノキ(和歌山)
ハゲノミ(香川)
ハゲモモ(和歌山)
ハチマキモモ(静岡小笠町)
ヤカン(山形)
ブンブクチャガマ(新潟)
分類⑤実が酸っぱいところから
カンカンスイバ(山口)
シーコ(岡山)
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