2012年6月18日月曜日

天生湿原

6月14日(金)自然楽会の仲間24人で、合掌作りで有名な白川郷の東にある、天生湿原へ行ってきました。梅雨時なのに好天に恵まれ、珍しい植物にも出会え、楽しい旅でした。

7時半金山駅北口を出発、10時には天生峠着。
全員で準備体操をした後、天生湿原目指して登山開始。


休憩所付近では、オオカメノキ(大亀の木)とミズバショウ(水芭蕉:既に花期は終わっていました)の群生地。
オオカメノキの花の香りに気付いた今回が初めてでした。群生していたことと開花時期の条件がベストだったためでしょうか?
オオカメノキ 
又 山筋でムラサキヤシオを発見!
今までにシロヤシオ、アカヤシオは柿其 ( かきぞれ ) 渓谷で見たことはありますが、ムラサキは初めてでした。

カツラ門付近ではたくさんの珍しい花々に出会いました。
キヌガサソウ(衣笠草)、サンカヨウ(山荷葉)、ツバメオモト(燕万年青)

衣笠草 葉が8枚以上にならないと花が咲かないとか

山荷葉 葉の葉脈・花茎の関係が不思議

ツバメオモト かわいい花・艶のある葉

カツラ門 大きなカツラの木が迎えてくれました
最後に天生湿原について
標高1400m、国道(俗称:酷道)沿い
天然記念物に指定されていて、湿原の分類上高層湿原に属す。
ホロムイソウ(世界中で1科1属1種)の本州では非常に珍しいそうですが、私にとっては何の変哲もない茅にしか見れませんでした。
中央の細長い植物

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