2012年10月23日火曜日

ハナモニ(9月)ヤクシソウ

9月21日(日)定例のたねほさんハナノキ湿地のモニタリング。
暑かった夏が終わりやっと木々が色付いてきました。
山道脇のコバノガマズミ、オトコヨウゾメ・・赤い実が多いです。ツルリンドウ、ヘビノボラズ・・

赤い実のヘビノボラズ・・今年は実が多い
この時期は花が少ないのでちょっとさみしい感じ。
その中で黄色い花のヤクシソウを初めて知りました。(今まで知らなかったのは私だけ!)
葉が薬師如来の光背に似ているのが名前の由来だそうです。

黄色い花のヤクシソウ・・葉ははたして如来の光背に似ていますか?
『ヤクシ』で思い出したのが今月初めに上高地で教わった「スダヤクシ」。
ズダヤクシュ
その時は歩きながら写真を撮ったので、自宅に帰ってネットで調べたら「ヤクシ」ではなく「ヤクシュ」、しかも「スダ」ではなくて「ズダ」でした。
「ズダ」は長野県では喘息の方言。
「ヤクシュ」は薬。従って「ズダヤクシュ」は咳止薬を意味し、セキ止め薬として採集された。薬草はその地域の人々の日常生活に自然に溶け込む必需品だったそうです。
素人は怖い!!!

そうそう、白い花もありました。
「センブリ」です。昨年立った小道から2m上ではなく、道のほとりで危うく踏みつけてしまうところでした。
白い花 センブリ
今日は寒い朝で深い霧の中でしたが、Aコースの中間のアオハダの林を過ぎた辺りで太陽が出て快晴、真っ青な青空になりました。
遠くの杵原学校から山本地区の運動会の放送が聞こえてきました。
もってこいの運動会日和。森の中もすがすがしい気分です。