2012年5月29日火曜日

ハナノキ湿地の風景

5月末2週間ぶりにハナノキ湿地に入りました。
先回カザグルマが蕾だったので、そろそろ満開ではないかと、心躍らせて・・・
期待通り、カザグルマは満開でした。
カザグルマが満開です

2年前の間伐で、花を上から見る事が出来るようになりました。
ベニシダ・赤くなるこの時期だけ私でもわかります
裏面には胞子嚢がついていました

木道に立ちました。
木道

ハナノキの種がいっぱい落ちていました。
舞い降りる景色を見たかったなー
カザグルマの実

4月花が咲いていたヘビノボラズは、既に実になっていました。
ヘビノボラズの実

すがすがしい、気持ちの良い木道散歩でした。








2012年5月24日木曜日

初めての四国周遊3日間

阪神交通社trapicsの二泊三日旅行に行ってきました。

阪神交通社の旅行は【新幹線グリーン車・食事はすべて込み】が 売り です。

行程をざっと紹介します。
①名古屋7:58発こだま695号グリーン車、乗車するとすぐ弁当。

②新大阪からバスで明石大橋を渡って淡路島の淡路SAで休憩
・明石大橋の主塔間隔は建設時は1990Mでしたが、
  あの阪神淡路大震災で1M広がり現在は1991Mに。
淡路SA
③大鳴門橋を渡り、鳴門公園うづら屋で昼食・・渦潮は午後4時ごろの予定で、この時は小さい渦
大鳴門橋 鳴門公園で食事

④高松自動車道で金刀比羅宮まできました。

ここから御本宮まで785段 41人全員上れました
⑤小歩危、大歩危・・大歩危過ぎた辺りから雨

⑥雨はすぐやみ高知市に入り、夕食処で『土佐海御膳』
・・かつおのたたきをニンニクのスライスと一緒に・・美味い! 
土佐料理です・・美味しかった

  食後バスに乗ると、ガイドさん車内の臭さに参った!

⑦高知新阪急ホテル着・・風呂に入ってバタンキュー

⑧5月18日
 5時起床、一人で市内散策(高知城、鏡川)のあと、朝食バイキング

早朝の高知城

⑨8時バスで市内観光(高知城とはりまや橋)のあと、桂浜の坂本竜馬像・浜辺散策
『糸のもつれとはりまや橋は どこが端(橋)か わからない』

⑩ドライブイン四万十で休憩・買い物

⑪船宿「なっとく」 船上昼食 ゆったりとした四万十川に癒されました。
この船内で昼食・・船頭さんのガイドもたのしい

⑫宇和島「真珠会館」で買い物。

⑬大洲・砥部・内子を通過して、一路松山市内のホテルへ

⑭到着後、マイクロバスで「道後温泉湯本館」へ
明治の面影を残す温泉「神の湯」

⑮ホテルで夕食 バタンキュー

⑯6時起床し一人で市内観光(義安寺・道後公園)のあと、朝食バイキング

⑰リンリンパーク「乾物小魚とみかん」 宅配

⑱今治タオル美術館

⑲糸山公園で昼食としまなみ大橋眺望
糸山公園からしまなみ海道 来島海峡の潮流は非常に速い
⑳大三島 大山祇神社

㉑伯方の塩

㉒岡山駅から新幹線ひかりグリーン車で夕食
祭りずし 鬼退治した桃太郎の気分で頂きました

㉓名古屋駅着




2012年5月21日月曜日

大きな金環日食 見てきました

中日新聞で今回の観賞会を知り、早朝から車で出かけました。
場所はJR中央線定光寺駅北徒歩5分の廃坑トンネル内。
この企画の最大の特徴は
「60センチの大きい日食が裸眼で観賞できる
ところです。
画面の歪みはスクリーンのせいです

仕掛けはこの装置です。「愛岐トンネル群保存再生委員会」の方が制作した
独自の装置とか。
その仕組みは
①中央の小さく白い四角の板に円形の鏡で太陽をとらえる。
その鏡は北極星に向いている軸が回転しており、太陽を自動追尾する。

②反射した映像を手前の大きい鏡(裏側はベニヤ板)で60M先のトンネル内のスクリーンへ
裸眼で見ても、目に障害を与えない。

説明を追加
そのほかにもいろんな光景がありました。
・竹筒で作ったピンホールカメラ

・木漏れ日が作る「三日月?」
これは本当に不思議な光景でした
こんな素晴らしい天体ショーを見れて

本当に幸せです!!!

NPOの皆様本当にありがとうございました。








2012年5月14日月曜日

はなのき湿地保全作業

今日はハナノキ保全作業の日です。
駐車場・観察コースの周辺のゴミ拾いと雑草刈取り及び木道を塞いだ
ハナノキ(胸高直径10センチぐらい)を起こす作業をしました。
ハナノキを傷つけるのを最小限にして、倒れた木を起こせばよいか?
私を含めた素人数人と山林作業のプロの方2名と樹木医1名の3名を中心に、
いろいろ意見をだし、ハナノキと私たちの共存方法を話し合い、決定しました。
その結果 次のような見事な成果となりました。
しっかり支えられ、根付くのを待ちましょう

お蔭で木道は通り易くなりました。

大きな仕事をやり遂げたので、
昼食の後は、有志数人で湿地内の草花を撮影することにしました。
まずは木道の傍のヘビノボラズには、かわいい黄色い花が咲きました。
近くの杉の大木を伐採したので、ヘビノボラズの株がたくさん増えました。
ヘビノボラズ

次にカザグルマ。
一昨年、樹木が生い茂り、日当たりが悪くなったので、周囲の木々を伐採。
その結果日当たりが改善され、こんなに新しい蕾がたくさんできています。
5月末から6月初旬が楽しみです。
カザグルマの蕾

最後はオオムラサキの幼虫です。
県道脇のエノキの大木はやっと新芽が出始めたところですが、
なんとかわいいオオムラサキの幼虫が、若い葉っぱにしがみついていました。
葉と同系色のため見過ごしていましたが、蝶の専門家が教えてくれました。
初夏には例年通り、この辺りを乱舞してくれることでしょう。
オオムラサキの幼虫

2012年5月1日火曜日

「西洋紋章の世界~自分の紋章を作ってみよう~」

4月19日夕方、見出しの講座を受講しました。
本音を言うと本当は日本の家紋の方が好きですが、
市民だよりで案内があったので申し込みました。

場所は昨年出来立ての「刈谷市総合文化センター」
予想外は、講師が女性、受講者も12人中10人が女性で男性は私を含めて2名だけ!
テッキリおじさんばかりと思っていましたが、思わぬ嬉しい誤算!
2時間講座で、前半は西洋紋章についての講義
後半は準備されていた教材を使って、自分の紋章をつくる。
自分紋章の教材は、白い台紙と各種色紙

準備された教材です

講座の内容は
1、身近に見られる西洋紋章
2、イギリス王家の紋章とキャサリン妃の紋章
3、紋章には厳しいルールがある
4、実際に自分の紋章を作ってみよう
5、紋章とカリグラフィー

講師・主催者側で準備された教材は色紙(赤・緑・黒)と
黄色(紋章では金属色の”金”を表す)だけで、その他はすべて下手な手書きになりました。
受講生に合った教材『チャージ』(具象図形:ライオン、鷹など)が
各人のプロフィールから教材を準備されていましたが、
私はその『チャージ』一切使わず、事前に用意しておいた「カール・フォン・リンネ」(西洋紋章では唯一研究した スウェーデンの植物学者)の紋章を真似て作りました。
自信作(?)はこれです。


参考までに簡単に解説します。

・リンネは自分の研究の中で重要なものを紋章のデザインにしました。

・楯の中央に”卵”(リンネはすべての生命の源は卵と見なしていました

・三つに分かれているのはそれぞれ鉱物界、植物界、動物界を表します。
(リンネの時代は博物学が最高の学問で、こんな『三界説』だったようです。)
・・・西洋紋章で決められた七色の内の三色(赤、緑、黒)を使いました。

・紋章の周りは、リンネの名のついた、リンネソウ(Linnaea borealis)で縁どられています。

リンネソウは名前からは草本と思われますが、実は木本です。
・・・一番上のピンクの花を2つ付け(両側をリュウゼツラン?が描かれています。)

・楯の背面は”ローブオブエステート”が配されており、
その上に葉のついた蔓が描かれています。
・・ここで大発見がありました。
(そんな大げさなことではありませんが、肝の小さい私としては大発見!)
実は図鑑等調べた限りでは、リンネソウの葉は”対生”となっていましたが、
今回ナットで得た画像は、左側の蔓の部分の葉は対生になっていましたが、
右側の蔓の葉が互生になっていいるではありませんか!
・・・・そこで対生に直して書きました。

今回の講座で感じたこと
・紋章に30歳前後の女性が興味を持っている。
・西洋紋章のルールの知識が深まった。