2012年5月14日月曜日

はなのき湿地保全作業

今日はハナノキ保全作業の日です。
駐車場・観察コースの周辺のゴミ拾いと雑草刈取り及び木道を塞いだ
ハナノキ(胸高直径10センチぐらい)を起こす作業をしました。
ハナノキを傷つけるのを最小限にして、倒れた木を起こせばよいか?
私を含めた素人数人と山林作業のプロの方2名と樹木医1名の3名を中心に、
いろいろ意見をだし、ハナノキと私たちの共存方法を話し合い、決定しました。
その結果 次のような見事な成果となりました。
しっかり支えられ、根付くのを待ちましょう

お蔭で木道は通り易くなりました。

大きな仕事をやり遂げたので、
昼食の後は、有志数人で湿地内の草花を撮影することにしました。
まずは木道の傍のヘビノボラズには、かわいい黄色い花が咲きました。
近くの杉の大木を伐採したので、ヘビノボラズの株がたくさん増えました。
ヘビノボラズ

次にカザグルマ。
一昨年、樹木が生い茂り、日当たりが悪くなったので、周囲の木々を伐採。
その結果日当たりが改善され、こんなに新しい蕾がたくさんできています。
5月末から6月初旬が楽しみです。
カザグルマの蕾

最後はオオムラサキの幼虫です。
県道脇のエノキの大木はやっと新芽が出始めたところですが、
なんとかわいいオオムラサキの幼虫が、若い葉っぱにしがみついていました。
葉と同系色のため見過ごしていましたが、蝶の専門家が教えてくれました。
初夏には例年通り、この辺りを乱舞してくれることでしょう。
オオムラサキの幼虫

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