2011年2月8日火曜日

ふくろうの羽の秘密

2月5日土曜日 快晴 天気予報は暖かい一日最高気温10度の予報!
でも朝6時はマイナス3度でした。

今日はハナモニ鳥の最終日。
いつもの駐車場に集合(13人)。
初めての人がいたので、米山会長よりモニタリング方法の説明。
・片道1.5kを時速2キロで往復
・両側、上空50mで見聞きした野鳥を記録
・囀り(c)、見た場合(v)

28種類の野鳥をモニターしました。
野鳥の会会員の方が三脚付のスコープで要所は見せてくださったので特に良かったです。
中でも記憶に残った鳥は
・柿畑の枯葉をひっくり返していた ツグミ
・JA牛哺育場 ソメイヨシノの古木 コゲラ (5M至近距離)
・唐沢さん牛小屋の斜面のハクセキレイのつがい・・・頭頂の黒いのがオスだそうです
・一般道に降りて畑の向こうの林縁の枯れ木の上の ハイタカ(スコープ)
・ビニールハウス脇 モズ (スコープ)
・ハナモニ(植物)のBコース(谷間田んぼ沿い) ホオジロ

でもなんといっても今日のメインイベントは
折り返し地点付近の小川で発見した オオコノハズクの羽
米山会長の指示で周辺も徹底的に収集しました。
その内の1つは産毛にピンク色の肉が付いていたので、今朝か昨日ハイタカあたりに襲われたのではないかとの推測。
一番長い風切り羽根が15CMぐらい
羽の先端が丸みを帯びている等の特徴から オオコノハズク
だそうです。

収集できた羽
米山会長から、ふくろうの仲間は夜間狩をするため、小動物に気付かれない様に羽ばたきの消音装置が羽に仕組まれているとの話を教えてくれました。

そこでOさんが自宅に持ち帰り、顕微鏡で写真を撮ってくれました。

普通の羽の上に産毛がたっており、触るとひじょうに柔らかです。
この消音の構造が新幹線のパンタグラフに採用されているそうです。

拡大写真

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